(続)間違っていた健康常識

  ●外食はできるだけ控えるべき?

  これは“常識”通りではないでしょうか。○で概ね異論はないと思います。自分が本当に身体にいいと思う“食”を自分が食べたい為に作り、お客様にも提供して、

  それが生業(なりわい)になっているという、そんな珍しいケースも、ないわけではないが、それは稀有(けう)なケースだと思います。そういうお店があれば、大事に

  して、皆で盛り上げていかなくてはいけませんが、そういう店ほど、なかなか生き残りにくいのが現実の悲しいところです。多くはビジネス優先で要領のいいお店に駆逐

  され、消えていくのが普通の成り行きです。「悪貨は良貨を駆逐する!」「藪医者は名医を駆逐する!」けだし至言と言わなければいけないのが、浮世の残念なところです。

  ▲食べないほうがマシ!

  健康志向の時代だの、セルフメディケーションの時代到来だのと言われて久しいが、それほど多くの人達が賢い選択をしているわけではありません。折角「良心的で

  いいお店だ」と太鼓判を押されているにもかかわらず、宣伝力が弱いが為に厳しい経営に晒され、やむなく店をたたまざるを得ないという顛末(てんまつ)も結構多いのでは

  ないでしょうか。。残念ながら、お客様の健康を第一に考えて店をやっている所は、まだまだマイナーです。特にチェーン店は、並べて経営重視というか、ほぼ経営

  だけです。チェーン店のメニューを検証してみると、どれもこれも何ら栄養を考慮したものはありませんでした。もちろん安価が売り物なので、それはそれで割り切ら

  ねばいけないのかもしれません。しかし、それにしても、だったら食べないほうがよほど身の為だと思う程のメニューばかりだったのです。ましてや、高価なうえに、栄養、

  健康に全く配慮がないチェーン店などは、存在そのものが罪ではないかと思う位です。というよりも、そんなお店がますます店舗拡大していける社会自体がおかしい

  わけです。これはジャンクチェーン店の拡大を後押しする、無知でおめでたい消費者が沢山いると言うことの裏返しではないでしょうか?

  ▲職と医療、業界の問題点

  そもそも大企業の行動原理は、ほぼ100%利潤追求です。いちいちお客様の健康だの栄養だのを考慮していては利潤追求の妨げになり、たちまち過当競争に敗北

  してしまいます。つまり大企業には、共存という賢明な発想が余りないのでしょう。勝つか負けるか、二者択一なのです。逆の言い方をすれば、営利をとことん追求すれば、

  良いものはできにくくなり、できても中途半端な妥協の産物がせいぜいのところでしょう。組織は大きくなればなるほど、古くなればなるほど、必ず腐ってくるものです。

  そして、当初の理念も薄れていきます。そんな大企業が、食に関してとことん利潤j追求となれば、その製品はほぼ絶望的である、ということは普通に考えれば容易に

  想像がつくと思います。医療も同じことです。効率や利潤を追求する団体が医療を手掛けても、患者にとって良い医療ができるはずはありません。

  ▲良心的な外食店の見つけ方

  チェーン化すると、効率を限りなく上げないと過当競争に勝てないという部分もあるので、致し方ないのかもしれません。それはグローバルな土俵で競争せざるを得ない

  企業にとっては、半ば宿命と言うべきではないでしょうか。しかし、製品はどうしても妥協の産物に成らざるを得なくなります。もしも外食するとすれば、調理する人の顔が

  見えるお店、調理する人が自分も食べるという前提で作っているお店に限ったほうがいいでしょう。そんな店こそ、消費者が育てていくというのが本来の外食店の

  あり方だと思います。つまり、私達の選択の問題だと言うことになるわけです。いい店にするのも潰すのも、私達次第だと言うことになります。これは医療も同じです。

  子供たちが何を食べるかが、その子供の一生を大きく左右するのだと言うことを世の親達はもう少し自覚を持った方がいいのではということです。コンビニやファミリー

  レストランを始め、外食店などへわが子を連れていくというのは、それなりのリスクを伴う可能性があり得るということです。